歯のクリーニングとは
歯の表面に着色があるだけであれば、専用の器具で歯の表面を磨くクリーニングを行うことで白さを回復することが可能です。特にタバコのヤニや茶渋に効果があります。まずはクリーニングを受けてみてから、ホワイトニングをするかどうかを考えてみても遅くはありません。
歯のクリーニングの効果
歯周病の原因になると言われている「着色汚れ」「歯垢(プラーク)」「歯石」を取り除くのが歯のクリーニングです。
- 歯茎の炎症に対して、その原因を除去することで炎症を緩和することができる
- 虫歯や歯周病を予防することができる
- 歯の表面の汚れを取り除くので、歯本来の白さを取り戻すこ
とができる
当院で行う歯のクリーニング
PMTC(スケーリング・ステイン除去)
当院では、歯のメンテナンスでPMTCを行っています。
- 歯垢(プラーク)の染め出しを行い、磨き残しや磨きにくい部分をチェックし、記録していきます。
- 磨き残しや磨きにくい部分を中心にブラッシング指導を行います。
- 普段の歯みがきでは磨ききれない歯と歯の間、歯茎のポケットの中、歯の裏側の細かい部分を中心に、歯の表面、被せ物、噛み合わせの面の清掃を行います。
- ハイドロキシアパタイトと呼ばれる歯と同じ成分のペーストを使って、表面を磨いて塗り込むことで歯を修復してツルツルにし、歯の表面に汚れや歯垢を付着しにくくします。
- 高濃度のフッ素を塗布し、歯を丈夫にします。
定期検診は重要です!
ご自身の歯で生涯にわたってしっかりと噛むことが出来るようにするためには、ご家庭での丁寧な歯みがき、歯科医院での定期検診を受けることがとても重要です。
定期検診(メンテナンス)で12歳まで予防を続けると、90%の人が虫歯0本であるという統計があります。また、15年以上にわたって定期検診を続けると、70歳時点では平均よりも10本も歯が多く残ります。定期検診に行かない理由として、「痛くならないと歯医者に行く必要がない」「お金がかかる」「時間がない」などが挙げられますが、定期的に歯科医院を受診し、検診クリーニングを受けることは虫歯や歯周病の予防や早期発見に繋がり、トータルでかかる費用や時間の節約にもなります。
定期検診を受ける重要性を是非ご理解ください。